2010年9月29日（水）
朝9時に高知市を出発してバスに乗って一路西へ
車窓に広がる海原はモンゴルで生まれ育ったメンバーには
とても贅沢な風景です
約2時間半のバス移動で到着したのは四万十市（旧 中村市）
作業開始まで時間があったので
まずはホールから徒歩5分の四万十川へ散策
日本でも屈指の清流河川は言うまでもありません。
今回のコンサートのメニューにある叙情歌「ふるさと」
♪うさぎ追いし彼の山、こぶな釣りし彼の川〜
日本人の原風景ですね。
…と、スタッフが四万十川の流れを眺めていたころ
出演者は、田中 全 四万十市長を表敬訪問をしていました。
四万十市立文化センターは、
今回のツアーの中では、一番小さなホールで座席数744席
舞台も決して大きいとは言えませんが…
そんな施設の大小・優劣は関係ありません
ツアーを実施する上で、当然マニュアルらしきものは作成しますが
机上の限界はあります。
現場に臨んで、この施設ならでは出来ることを模索するのもツアーの魅力です。
思えば、舞台芸術という「ヤクザな職」を好んで選んだのは
マニュアルにしばられることが苦手なアウト・ロー（法外）ばかりです。
前日の恵まれた環境の高知市と今日の四万十市に
パフォーマンスでの優劣は決してありません。